秋(あき)と冬(ふゆ)のはたけでとれる、2大(だい)さくもつといえば、さつまいもとだいず。
秋(あき)のはたけの土(つち)の中(なか)からは、大(おお)きくりっぱにそだったさつまいもたちの、にぎやかな声(こえ)がきこえてきます。
さつまいもは大かぞく。こっちのかぞくは、7人(にん)きょうだい。あっちのかぞくなんて、10人(にん)きょうだい。みんな、かたちがちがって、みんないい。
さつまいもとおなじ、むらさきいろのつるが、じめんにはうようにのびて、たくさんのはっぱが、お日(ひ)さまからえいようをもらいました。
ねは、ほかのしょくぶつがとどかないようなふかくまでぐんぐんのびて、えいようをいっぱいすいあげました。つるが1メートル50センチあったとしたら、ねも、同(おな)じくらいまでふかくのびています。
さつまいもは土のなかで「でんぷん」をつくっています。「でんぷん」は、エネルギー(うごく力(ちから))になります。いっぽう、きんにくとなる「たんぱくしつ」をつくっているのは、だいずです。
冬(ふゆ)のはたけでは、はがおちて、おうどいろになったサヤのなかでだいずが外(そと)にでるのをまっています。
たくさんつらなったサヤのなかには、ひとあし先(さき)にいなくなったなかまもいます。
ひそひそ声(こえ)がきこえてきます。
だいずのくきはほそいけど、たくましい。なぜかって?それは、ほかのしょくぶつがそだちにくいようなえいようがすくない土(つち)でも、くうきのチッソをすって、そだつことができるから。どんなところに生(う)まれても、じぶんのちからで生(い)きているよ。
エネルギー(うごく力)になる「でんぷん」をふくむさつまいもや、「たんぱくしつ」がいっぱいのだいずは、むかしから、日本(にほん)でだいじに食べられてきました。
だいずは“はたけのおにく”とも、いわれています。
また、「たんぱくしつ」があるからこそ、だいずで、とうふ、なっとう、みそ、しょうゆをつくることができます。
だいずをすりつぶしてしぼると、とうにゅうになります。とうにゅうに、にがりという、うみのみずからとりだしたものをいれて3回(かい)まぜると、とうふができあがります。
なっとうきんをまぜて1日(にち)くらいおいておくと、なっとうができあがります。
こうじきんとしおをまぜてしばらくおいておくと、みそができあがります。
こむぎ、しお、こうじきんをまぜてしばらくおいたあとにしぼると、しょうゆができあがります。さつまいもの「でんぷん」も、だいずの「たんぱくしつ」もひみつは「土(つち)のなか」にあります。
ホクホク甘いサツマイモがコロッケに大変身。お菓子のようなコロッケ…かと思いきや、ご飯のおともにピッタリの甘じょっぱいおかずコロッケになりました。中には子どもたちの大好きな具を入れました。さてさて、何が出るかお楽しみ!
レシピ
【ピンポン玉くらいの大きさで8~10個程度】
サツマイモ |
1本(250g~300g程度) |
玉ねぎ |
中1/2個 |
豚ひき肉 |
50g |
塩・こしょう |
少々 |
小麦粉 |
適宜 |
卵 |
1個 |
パン粉 |
適宜 |
揚げ油 |
適宜 |
中に入れる具材 |
大豆水煮、ウインナー、プロセスチーズ、くり、 |
|
好きなものを入れてみてね。 |
中に入れる具材 |
大豆水煮、ウインナー、 |
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プロセスチーズ、くり、 |
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好きなものを入れてみてね。 |
衣の材料を変更することで、
みんなと同じものが食べられます!
- 小麦粉を
米粉に変更 - 衣をつける工程の
卵を水溶き米粉に
変更 - パン粉を砕いた
コーンフレーク
(無糖)に変更
米粉→水溶き米粉→砕いたコーンフレークの順に
衣をつけて油で揚げる
コーンフレークのザクザクとした食感がまたパン粉とはひと味違うおいしさ。パン粉よりこっちが好きになっちゃうかも…!?小さな子には、ザクザクとした表面は少し堅く感じることも。その場合はケチャップをかけると食べやすくなりますよ。
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